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宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙探査イノベーションハブ

主な出展内容
宇宙探査イノベーションハブでは、将来的に研究成果を宇宙探査へ応用することを目的としつつ、 地上や宇宙での事業化/イノベーション創出の実現性や可能性がある課題に対し、企業・大学・研究機関の方々と共同で取り組んでいます。今回は、その共同研究成果の一つとして、ボールウェーブ株式会社様とともに幅広い分野で活用できる手のひらサイズのガス分析装置「ガスクロマトグラフ:Sylph」をご紹介します。

超小型ガスクロマトグラフ Sylph

“Sylph“は、ボールウェーブ株式会社がJAXAオープンイノベーションハブにおける共同研究で開発した超小型ガスクロマトグラフの地上利用製品です。ガスクロマトグラフは多種類のガスを高分解能で分離して検出する分析機器で、宇宙では有人与圧環境における大気モニタリングなどで利用されています。一般的なガスクロマトグラフは重さ数10㎏の大型な装置ですが、ボールウェーブの独自技術である小型センサの利用などにより重さ約2kgの手のひらサイズで実現しました。Sylphは容易に現場へ持ち運べるため、食品・バイオ関係の開発や製造現場における揮発性物質の分析や、作業環境中の大気分析など幅広い用途で活用できます。

資料ダウンロード

JAXA宇宙探査イノベーションハブパンフレット

PDF 996KB

超小型ガスクロマトグラフ Sylph<ボールウェーブ株式会社>

PDF 2MB